沖縄市からお越しの患者さんがいます。
遠く沖縄市からわざわざ名護の当院へ来るにはよっぽどな理由があるのでしょう。
聞いてみると沖縄市の歯科医院で上下奥歯を全てセラミック治療したばかりという・・・。
透明感がなく色が気に入らないと・・・。
セラミックには種類があります。
今、流行りで安価に普及しているセラミックが「ジルコニア」です。
特徴はとにかく固くて丈夫!
しかし、ガラス系セラミックに比べると透明感がなく作り物感が出やすいのが欠点です。
そんなジルコニアでも作り方を変えると透明感を出すこともできます。
そもそもそこに高強度のジルコニアが必要なのか?
そこなら強度より審美性を考えガラスセラミックでも良いのでは?
患者さんは何を求めているのか?
安価で割れにくいジルコニアが普及した現在セラミック治療はジルコニア一辺倒になりつつある気がします。
材料系に疎い歯科医師は多いので技工所や材料屋のいいなりでジルコニアを選んでいる医院も多いです。
逆に古い考えをお持ちの歯科医師はジルコニアは硬すぎるので全否定する歯科医師も・・・
この患者さんにはセラミックの種類とそれぞれの特徴を説明し、患者さんが求めるものに一番合うセラミックの種類と治療法を提案させていただきました。
歯の削り方、型取り方法、接着方法などセラミック治療と一口に言っても医院によって熟練度は全然違います。
セレック治療、セラミック治療をお考えの方、是非ひで歯科クリニックまでご相談ください。
当院のセレック治療やセラミック治療は今では中部エリアからも多くの方がお越しくださるようになりました。