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マウスピース矯正の素材

「矯正装置の素材」

矯正治療といったら「ワイヤー矯正」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

ワイヤー矯正

こんな感じの装置ですね。

実は歯列矯正の歴史は長く1700年ごろからギリシャで行われていたとか・・・。今のワイヤー矯正の原型である「エッジワイズ法」も1900年代にアメリカで始まりました。

その長い歯列矯正の歴史の中でワイヤー矯正が今も行われている理由にはその材料の持つ力が大きいでしょう。

歯を動かすには「ゆっくりジワジワと持続する力」が適しています。その為、ワイヤーやゴムなどは歯を動かすのにすごく適した材料なのです。

マウスピースの材料は?

では今流行りのマウスピース(アライナー)矯正について説明します。

マウスピース(アライナー)知ってますか?マウスピース

こんな感じの装置です。

この素材は簡単にいうとプラスチックです。

プラスチックでできた歯形(マウスピース)をはめて歯を動かします。

ちょっと、待って!

「さっき、歯を動かすにはジワジワと持続する力が適していると言ったじゃない?!プラスチックは硬くない?」

そう感じてくれた方は私の話をよく理解してくれています。

そうです。プラスチック素材だと長く持続的な力はかかりません。

だから、マウスピース(アライナー)矯正では多くの少しづつ形の違うマウスピースを段階的にはめてもらうのです。

1枚のマウスピースで動かす量は約0.25mm。

10枚使ってジワジワと2.5mm歯を動かしているのです。

マウスピース(アライナー)会社によって素材が違う!

ちなみに今マウスピース矯正を提供している会社はかなり多くあります。

その提供会社によって異様に安いマウスピース矯正をしている歯医者さんも多いです。中には歯科医院ではない美容サロンで矯正治療をすすめていたりします。(提携歯科医院を紹介)これってどうなんでしょう・・・こわっ。

話がそれましたが、マウスピースは会社によって素材が違います。

当院で扱っている「インビザライン」はマウスピース矯正のパイオニアで世界で1番の実績を誇ります。そのインビザラインのマウスピースの素材は「スマートトラック」という素材で普通のプラスチックとは違い持続的に力がかかる新素材を使用しています。確かによ〜く見ると透明なマウスピースの中に細かい線のようなものが見えます。

インビザライン

どこでもやっているからこそ慎重に

インビザラインが持っていた20年の特許がきれ、今マウスピース(アライナー)矯正の会社は乱立しています。その結果、マウスピース(アライナー)矯正をやっている歯科医院もかなり増えました。

実際にあった話ですが、当院にも他院でマウスピース(アライナー)矯正をしていたが、その提供会社が潰れたってことで放置された患者さんがセカンドオピニオンで来ていました。

「安さ」と「手軽さ」は確かに魅力的です。

経験豊富な矯正歯科医がどんなに慎重に綿密に治療計画を立てていても、生体は全てが予定通りにいくとは限りません。

歯の状況は生命予後にも影響する大切な身体の一部です。

矯正治療は「安さ」と「手軽さ」だけで選ばず慎重に選んでくださいね。

 

ひで歯科クリニックのマウスピース矯正

ひで歯科クリニックはインビザラインプラチナエリートプロバイダーの歯科医師によるインビザライン治療を提供しております。

矯正治療のご相談は当院までご連絡ください。

インビザラインプラチナエリート

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